オンラインカジノで遊んだら逮捕される?逮捕事例や違法性について解説

皆さんは、オンラインカジノというものになじみがあるでしょうか。
 一度は聞いたことがあると思いますが、始め方が分からなかったり、なんとなく良くないイメージがあってやっていない人は多いのではないでしょうか。
オンラインカジノは文字通り、オンライン上でカジノゲームがプレイでき、勝てば現金を獲得することができます。
実際のお金が絡むということで違法性についての疑問が出てくると思います。
 
 稼げるならオンラインカジノを利用してみたい!と思っても、「法律的に大丈夫なのか不安」という人や「日本では賭博禁止じゃないの?」となかなか踏み出せずにいる方もいると思います。
 そこで今回はオンラインカジノを利用している人で実際に逮捕された人がいるのか、また何が違法なのかについて解説します。
 オンラインカジノについて正しく理解することで、不安な点をなくし、オンラインカジノを目いっぱい楽しみましょう! 
 

                        

オンラインカジノは違法なの?

 まず結論から申し上げると違法ではありません。ですが完全に合法であるというわけでもありません。
 これだけでは「どういうこと?」と疑問に思いますよね。
オンラインカジノは、合法でもないグレーな状態になっているかを解説していきます。
 

日本の法律から見たオンラインカジノについて

 ではどんな法律が原因でオンラインカジノがグレーになっているのかを解説します。
日本でオンラインカジノが合法でも違法でもなく、グレーというのは「オンラインカジノを裁くための明確な法律がない」ことが主な原因となります。
 
2020年現在、日本におけるギャンブル関係の法律は「刑法」で定められています。
そのなかで、オンラインカジノに関連するのは以下のふたつ。
 

    第185条(賭博)
    賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。
    第186条(常習賭博及び賭博場開張等図利)
    1.常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する。
    2.賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、3月以上5年以下の懲役に処する。

この2つを見れば、「オンラインカジノもアウトじゃないの?」と思うはず。
 しかし、上記2つの法律には「賭博を行うこと、賭博を行う場所を提供する行為を処罰する」という事が前提にあるので、賭博の胴元自体は、海外で国から運営許可を取得しているオンラインカジノなので法律で取り締まる事は出来ないのです。
 

世界のオンラインカジノが合法な国はフランス、香港、カナダなどを代表に200か国以上あります。
オンラインではない普通のカジノが合法な国では、オンラインカジノも同様に合法になっています。
しかし日本では普通の陸上カジノも、オンラインカジノも運営は許可されていません。
 
 ですが、海外で運営されているオンラインカジノを日本で遊ぶというのは違法ではありません。また日本の賭博関連の法律は基本的に運営している方を裁くためのものなので、オンラインカジノを利用している側が裁かれるということは考えにくいというのが主流の見解となっています。逮捕された事例などもほとんどありません。(一部あるので後ほど紹介します)
 
 一方でオンラインカジノの中にも危険なものは存在します。安全なオンラインカジノと危険なオンラインカジノを見分ける方法を次の章で説明したいと思います。
 

安全なオンラインカジノの見分け方

では安全なオンラインカジノのを見分けるためには何がポイントなのか。
それはずばり「運営ライセンスを取得している」オンラインカジノになります。
運営ライセンスとは何なのか。オンラインカジノはどこの国であってもその国の政府だ定めるライセンスを取得しなければ運営することができません。
賭博という犯罪行為と結びつきやすいものだからこそ、厳しい審査に合格したオンラインカジノしか運営を認められていません。審査の際には運営企業の経歴や個人情報の保護がなされているか、またゲームに関係するソフトウェアが公平に機能しているかなどをチェックします。
 審査に合格したあとも、登録料や継続料を国に支払わなくてはならず、第三者機関からの定期的なチェックもあるため安全性はしっかりと保証されています。

安全なオンラインカジノの見分けるポイント
・運営元が海外であること
・信頼あるライセンスを取得しているということ
・第三者機関の監査をうけていること

 
 
 運営ライセンスを発行する基準というのは当然国によって違いますが、中でもライセンス発行の基準が厳しい国として

    ・イギリス
    ・マン島
    ・ジブラルタル
    ・マルタ共和国
    ・キュラソー島

の5つが特に有名です。国によっては審査基準がゆるいところも存在します。
そのためこれらの国が運営しているオンラインカジノであればより安心でしょう。
 逆にライセンスを取得していないオンラインカジノは絶対に違法となりますので注意しましょう。ライセンスの有無はそのオンラインカジノのトップページの下などに記載されていますので、遊ぶ前に必ずチェックすることを心がけましょう。
 

オンラインカジノが合法の国は?

オンラインカジノが合法の国は世界中にあり、ランドカジノ合法国は基本的にオンラインカジノ運営も認めています。
例えばアメリカやイギリス、カナダなどではランドカジノはもちろん、オンラインカジノも合法であり、政府やその関連機関から許可を得て運営しています。

日本でも2016年12月に、カジノ法案と呼ばれるIR整備推進法案が成立し、今後ランドカジノを含むIR誘致が進められていきます。
現在日本でオンラインカジノを運営するのは違法ですが、このカジノ法案成立によって、将来的にはオンラインカジノが認められる可能性は十分に考えられます。

オンラインカジノの運営ライセンスとは?種類は?

クイーンカジノ ライセンス
オンラインカジノを運営するためには、合法国政府やその関連機関からゲーミングライセンスを取得する必要があり、これを持たないオンラインカジノは全て違法となります。
また運営ライセンスを発行してもらうためには、各政府による審査をクリアする必要がありますが、お金を支払うことで簡単に発行してくれるケースもあるため注意が必要です。

オンラインカジノで有名な運営ライセンスとして、

    ・キュラソー島
    ・マルタ共和国
    ・ジブラルタル
    ・イギリス
    ・マン島

 

以上5つの政府が挙げられ、非常に厳しい審査基準となっているため、これら政府が発行する運営ライセンスを持つオンラインカジノの信頼性は抜群です。

ちなみに大手のオンラインカジノが持つ運営ライセンスは下記の通りです。

オンラインカジノ ライセンス
ベラジョンカジノ キュラソー島
カジノシークレット マルタ共和国
カジ旅 キュラソー島
ウィリアムヒル ジブラルタル
ラッキーニッキー マルタ共和国

このように、全て信頼性抜群の運営ライセンスを持っていますので、安心安全にオンラインカジノを楽しむことができます。
 

オンラインカジノは海外のカジノを日本でプレイするイメージ

オンラインカジノは、海外のサーバーに上がっているカジノゲームをプレイしますので、海外のランドカジノを日本でプレイするイメージです。
「インターネットに国境は無い」とは言いますが、実際のところ、サーバーが置かれている国の法律によって様々な規制が適用されます。
 
つまりサーバーが置かれている国でオンラインカジノが合法であった場合、日本からプレイしても合法であり、他国のことですので日本の法律に効力はありません。
このことから、日本人が海外へ行ってランドカジノで遊ぶのが違法にならないのと同じで、オンラインカジノもインターネットを使って海外へアクセスしていることから、日本でプレイしても違法にはならないのです。
 

こんなオンラインカジノは危険かも

危険なオンラインカジノの特徴
・ライセンスを取得していない(サイトトップに記載していない)
・問い合わせやサポート先が記載されていない
・本人確認や住所確認等を求められない

 

違法で危ないオンラインカジノの特徴は、主に上記が挙げられます。
 まず1つは先ほども述べたようにライセンスを取得していないオンラインカジノは絶対に違法です。オンラインカジノのホームページを確認してもライセンスが見つからなかった場合利用するのはやめておきましょう。
 
 チャットサポートや問い合わせ先が存在しなかったり、返信などが遅いオンラインカジノも危険です。サポート対応が不十分なところは入出金等お金のやり取りに関しても不安になるところが多いのでやめておきましょう。
 大抵のオンラインカジノが、24時間対応のライブチャットや、メール、国際電話など安心できるオンラインカジノはサポートが充実していることが特徴です。違法か合法なのかわからないというオンラインカジノの特性上サポートがしっかりしているところを選びましょう。

 また、オンラインカジノを利用するにあたって、運営側はユーザーに決済方法や年齢など多くの同意を求める必要があります。そういった手続きが少ないところをスムーズだと考えるのではなく、怪しむ癖をつけましょう。また普段は飛ばしてしまいがちな利用規約の同意等も、レートや手数料等お金に関係する重要なことが多く書かれていますのでしっかりとチェックするようにしましょう。
 上記のような特徴をもつオンラインカジノは大抵、運営歴がながいものが多いので運営歴というのも信頼できるかどうかの大きな判断材料となります。
 

過去にオンラインカジノで逮捕された事案について

 ここまでオンラインカジノは違法ではなくグレーであると説明してきましたが、オンラインカジノに関連して、日本国内で逮捕された事案も存在します。その事件の詳細と逮捕された原因を説明していきます。
 

スマートライブカジノで逮捕

オンラインカジノに関連した事件で「スマートライブカジノ事件」という事件が有名です。 
これは2016年3月に、オンラインカジノを利用していた男性三人が、国内でカジノを利用していたために賭博罪で逮捕された事件です。
 このスマートライブカジノ事件を除くと国内でオンラインカジノを利用しているプレイヤーが逮捕された事件はありません。さきほど利用側が逮捕されることはないと説明しましたが、なぜこの三人は逮捕されてしまったのでしょうか。いくつか原因があるのでそれを説明します。
 

カジノを運営している胴元が国内にいると判明していた

 最も大きな理由としてはオンラインカジノの運営元が日本にいることが判明していたことです。海外で運営されているカジノには日本の法律は適用されませんが、日本で運営されているカジノであれば当然日本の法律が適用されます。
 スマートライブカジノ自体はイギリスが運営しているカジノなのですが、逮捕された三人がプレイしていたライブブラックジャックでは、日本人のディーラーがゲーム進行を務めており、日本語でやり取りされていたことに加え、日本時間の夕方から深夜にかけてプレイされていることから日本国内でカジノをプレイしていると警察が判断しました。
 

SNSやブログなどからプレイヤーが特定されていた

 これら三人のプレイヤーがSNSでオンラインカジノをプレイしている様子を公開しいていたためにプレイヤーが特定され逮捕になってしまいました。チャットの記録が残っていたことも特定される要因となりました。
 

逮捕後の結末

 逮捕された三人のうち二人は略式起訴をうけ罰金を支払いました。ですが残り一人は、徹底抗戦し見事無罪を勝ち取りました。
 というのももともと賭博罪は運営側を取り締まるための法律であるということやスマートライブ自体は海外でライセンス認証を受け合法で運営されているものである、といったような主張をまとめた意見書を検察庁に提出したところ不起訴が認められました。
 このことからもオンラインカジノはグレーゾーンではあるが、違法であると言い切れないということがわかります。ですがSNSやブログなどでプレイヤー名などを隠さずに堂々と発信するのはやめておきましょう。
 

日本国内でオンラインカジノをプレイしても逮捕されない裏付けは?

日本国内からオンラインカジノをプレイしたことで、3人のプレイヤーが警察に逮捕された事件を紹介しました。
それがスマートライブカジノ事件と呼ばれるもので、スマートライブカジノでは日本人をディーラーに採用したり、日本人プレイヤーに有利なイベントを開催していました。
その結果、警察により「日本国内に胴元がいると見なす」と判断され、3人が逮捕されました。
 
逮捕された3人は略式起訴による罰金件が言い渡されましたが、その中の1人が納得いかず、裁判で戦う姿勢を見せたところ、検索によって不起訴処分となりました。
起訴猶予ではなく不起訴であることから、すなわち「無罪放免」と同じことであり、オンラインカジノをプレイしても違法にはならないという裏付けが取れたのです。
 

日本国内でオンラインカジノをプレイして違法になるパターン

オンラインカジノを日本国内からプレイしても違法性が問われることはありませんが、場合によっては違法となるパターンがあります。
それが日本に胴元がいるパターンと、インカジ店でのプレイです。
 
過去にドリームカジノというキュラソー島の運営ライセンスを持つオンラインカジノがありましたが、運営者である胴元は大阪に拠点を構えていました。
当然胴元は大阪府警によって摘発され、プレイヤーは顧客リストから割り出されましたが、警察による指導と警告で事なきを得ました。
プレイヤーも逮捕される可能性はあったのですが、ドリームカジノのサイト内に明記されている住所は海外であったため、プレイヤーも騙されていたわけです。
このことから逮捕には至りませんでしたが、場合によっては違法性が認められ、逮捕となることもありますので注意が必要です。
 
そしてもう一つ、日本国内でオンラインカジノをプレイして違法になるパターンであるインカジ店の違法性について詳しく解説します。
 

インカジ店でプレイ

インカジ店とは、インターネットカフェカジノの略称であり、いわゆる店舗型のオンラインカジノ店のことです。
昔から「裏カジノ」「闇カジノ」などの摘発ニュースがよく報道されていますが、インカジ店もこれらカジノと同様に違法店であり、賭博罪における賭博開帳図利罪が適用されます。

もちろんインカジ店で遊ぶ客も違法行為となり、単純賭博罪や常習賭博罪などにより逮捕されます。
「知らぬ存ぜぬ」は一切通用しませんので、同じオンラインカジノではありますが、店舗型のインカジ店へは絶対に足を踏み入れてはいけません。
 

インカジ店のシステムは?

インカジ店にはたくさんのパソコンが置かれており、その全てがオンラインカジノへアクセスできるように設定されています。
インターネットカフェでもオンラインカジノへアクセスはできますので、この時点では特に違法性はありませんが(無許可営業ではもちろん違法)、問題はオンラインカジノへの入出金方法です。
 
インカジ店のスタッフ(胴元)に現金を手渡し、しばらくすると自分が座っているパソコンのオンラインカジノへクレジットが反映されます。
そのクレジットを使って見事勝った時には、勝利金を出金するために再びスタッフを呼ぶことでクレジットがリセットされ、現金で受け取ることができます。
これこそがインカジ店における違法行為であり、店には賭博開帳図利罪が適用され、客は単純賭博罪や常習賭博罪などで逮捕となります。
 

カジノ法案はオンラインカジノになにか影響する?

 カジノと聞くと最近カジノ法案なるものの成立が話題になりましたよね。
それらのカジノ法案はオンラインカジノと何か関係があるのでしょうか。そもそもカジノ法案は何なのか、またオンラインカジノと関連はあるのかを説明してきます。
 

カジノ法案(IR法)とは?

 カジノ法(IR法)とは海外のようなカジノを含んだリゾートを日本でも合法だと認める法律となっています。ここで重要なのはあくまでカジノを含むリゾートの導入を認めるだけの法律であり、カジノそのものを認める法律ではないということです。カジノを作るには制度設計をまとめた法律を新たにつくる必要があります。
 
 このカジノ法案はあくまで地域経済活性化を目的とし、カジノを含むリゾート地の導入を認めるものにすぎません。地上カジノをつくるにはカジノをつくる候補地など様々なことを決めなくてはいけないので、実際につくられるのはもう少し先の話になるでしょう。
 

オンラインカジノへの影響

 ではカジノ法案はオンラインカジノとなにかしらの関係があるのでしょうか。
 結論から申し上げると直接的な関係はありません。
カジノ法案にはオンラインカジノに関することは一切書かれていません。日本では変わらずオンラインカジノの運営は禁止であり、利用する際は海外で運営されているオンラインカジノを利用することになります。
 
 間接的な影響として今回のカジノ法案の成立の話が出たことにより、カジノそのものへの注目度は上がったでしょう。今まではカジノが縁遠い海外だけのものだという考えを持っている人も多かったと思いますが、今回の法律により少し身近なものに感じられたのではないでしょうか。それによってオンラインカジノを始めてみようと考え始める人も増えています。
 またラウンジカジノにはない、オンラインカジノのメリットとしてオンラインカジノでは入園料がかかりません。その分ゲームそのものを楽しむことができ、オンラインなため気軽にいつでもカジノをプレイすることができます。
 

安全に遊べるオンラインカジノ3選

オンラインカジノをこれから始めようと思い本ページを見ているというかとも多いはず。
それでは、日本から安全に遊べるおすすめのオンラインカジノを3つほど紹介します。
 

ベラジョンカジノ

ベラジョンカジノは、日本で一番人気のオンラインカジノになります。
日本語サポートはもちろん、ゲーム数やイベント、豊富な入出金手段等楽しめる要素や、使いやすさが人気のオンラインカジノです。
もちろんベラジョンカジノは、「C.I.L. Curaçao Interactive Licensing N.V」というキュラソーライセンスを取得しているので安心です。
 
本サイトから登録することで20ドルの入金不要ボーナスも獲得することが出来ますので、ぜひ登録してみて下さい。
 


 

カジ旅

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カジ旅は、世界初のRPG要素を取り入れたオンラインカジノとなっており、登録時に作成したアバターがカジノゲームをプレイすることによって世界を冒険して、ボス戦を繰り広げながら世界を旅をします。
道中に発見できる宝箱やボス戦で獲得できる戦利品からは、ボーナスやフリースピン券と交換できるサイト内通貨などが獲得することが出来ます。
 
カジ旅は特にスロット数が多く、人気機種や最新機種がいち早く楽しむことが出来ます。
カジ旅は、マルタ政府が発行するMGAライセンスを取得しています。
このライセンスは多くのオンラインカジノで取得されており、信頼できるライセンスの一つです。
 

 

DORA麻雀

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まとめ


 いかがでしたでしょうか。
 ここまでの説明でオンラインカジノに対してのイメージがなかった人も、どんなものなのか想像できるようになったのではないでしょうか。
 
 海外のオンラインカジノを日本でプレイすることは違法ではありません。しっかりとホームページなどを確認し安心できるサイトなのかチェックし、SNSやブログ等でプレイヤー名を公開しなければ安全に楽しむことができるでしょう。
 始める前にしっかりと注意点をチェックし、思う存分オンラインカジノを楽しみましょう!

 

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